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エネルギー消費削減のための継続的な改善活動に専念

ドイツにあるマグナのMarkt Schwaben拠点は、2016年から40もの省エネプロジェクトを実施してきました。どのプロジェクトも、地球環境保護に熱心な生産現場の従業員からアイディアから生まれたプロジェクトでした。こういった努力は、マグナのサステナブルな企業としてのビジョンを表す動きです。

各拠点の省エネプロジェクトを実施している背景には、気候変動の緩和があります。世界中にある他のマグナ拠点と同様、Markt Schwaben拠点は、持続可能なビジネスメソッドを目標として、同分野の専門家が「生涯のレース」と呼ぶ課題に対処する革新的な方法を考え出しています。

省エネプロジェクトには、原材料を大型のダイカストマシンに送る前に使用するより効率的な溶解炉の設置や、新しい金型冷却装置の使用などがあります。 その他、エネルギー最適化イニシアチブとして、工場のインフラストラクチャシステムを非生産時間中にシャットダウンするなどもします。 また、製造工程で鋳造金型に使用する水と化学薬品の使用量を減らすなどし、資源を節約しています。

これらのプロジェクトは、継続的な改善とエネルギー使用に配慮した考え方の育成を推進する一環です。 従業員は、大小を問わず、私たちの持続可能性への取り組みが、お客様、業界、そして地球など広範囲にわたる影響を与えることを認識しています。

2013年から2019年まで欧州地域エネルギーマネージャーを務めた生産部門責任者であるMarkus Hirschvogelさんは、次のように述べています。 「従業員は、よく現状把握が出来ています。彼等が提案するアイディアは、スマートで実現可能なアイディアばかりです。それでも、常に継続的な改善が可能なのは確かです。」

目標は、欧州で最も効率的な鋳造拠点の1つになることです。同拠点の550人の従業員は、メルセデスベンツSクラスやBMW3シリーズなどの高級車のボデー下部構造用の鋳造製品を製造しています。

データ収集は、エネルギー使用量の監視に重要となります。

「毎週データをチェックし、週ごとに比較します」とHirschvogelさんは言います。 「エネルギー使用量の大きなピークを見ると、何かが起こっていることがわかります。 そして、技術者を呼び、その問題対策プロジェクトを開始します。」

チームはまた、製造プロセスで使用された熱を回収し、それを使用して地域の住宅に安価な熱を提供するという大がかりな目標を持っています。

マグナがカーボンフリーの未来を構想しているように、Markt Schwaben拠点の従業員、製品、プロセス、そして28か国にある347の部門は、世界をより安全で、より環境に優しく、より良い場所にしています。

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